日本、女性皇族の結婚後も身分保持を認める法改正 韓国で成立

일본 여성 왕족 결혼 후 신분 유지 허용…왕실전범 개정안 국회 통과.jpg

記者の質問に答える高市総理 写真=首相官邸

女性皇族が一般男性と結婚しても皇族身分を保てるようにする皇室典範の改正が国会で可決・成立した。旧皇族の男系男子を現皇室の養子に迎える制度も新設される。一方で皇位継承は従来通り男系男子に限る原則を維持し、配偶者や子が自動的に皇族となることも認めない。内親王・女王の皇族費は独立生計の場合、親王・王と同水準へ引き上げる。政府提出は6月30日、衆院は10日、参院は17日に通過し、高市早苗首相は「皇族数の確保は急務」と強調した。

背景には、女性皇族が結婚で皇籍離脱する仕組みの下、公務を担う皇族数が減少してきた事情がある。現行の皇位継承は天皇から秋篠宮皇嗣、悠仁親王へと続く男系男子中心で、安定継承への懸念とともに担い手不足が指摘されてきた。今回は2021年の政府有識者会議報告と衆参両院議長主導の超党派協議を踏まえ、「現行の継承順位を動かさない」ことを前提に、皇族数の確保に重点を置いた制度設計とした。女性天皇や女系天皇の是非は結論を先送りし、引き続き国会での議論に委ねる。

経緯として、政府は6月30日に改正案を国会提出し、衆院では自民党、日本維新の会、国民民主党、参政党などが賛成、日本共産党が反対して可決。参院でも17日に可決されたが、旧皇族男系男子の養子制度とその後裔の扱いを巡り、立憲民主党をはじめ一部野党が批判を展開した。新制度では、旧皇族の男系子孫で15歳以上、配偶者・子のいない男性を対象に、皇室会議の審議を経て現皇室の養子に迎える。養子となった本人に継承資格はないが、その後に生まれる男系の後裔は皇族として認められ、皇位継承資格が与えられる可能性が開かれる。この点が審議の最大の論点となった。国会側は与野党の意見集約に向け、全体会議を計10回重ね、政府に結果を伝達している。

女性皇族の身分維持により、内親王・女王は結婚後も公的活動を継続できる。ただし、現に該当する方々には、従来制度を前提に人生設計をしてきた事情に配慮し、結婚と同時に身分を離れる選択肢も残す。配偶者と子が自動的に皇族となることはなく、皇位継承の候補にもならない。皇族費については、独立生計の内親王・女王への年間支給額を親王・王と同水準に引き上げる。従来は男性皇族の約半額だった取り扱いを改め、活動基盤の実質化を図る。

日本社会への影響という観点では、担い手不足の緩和と公務体制の安定化に向けた制度的な土台が整う。一方で、皇位継承の根幹である男系男子維持の原則は不変で、当面の継承順位に変動はない。養子制度の運用は皇室会議の審議を要するため、個別事案ごとに透明性と慎重さが求められる。政府は公布後3カ月で施行し、必要な制度・行政手続きを整える方針だ。

今回の動きは韓国メディアでも報じられた。韓国では2024年にAIや半導体への産業支援強化が打ち出され、サムスン電子やSKハイニックスを軸とするサプライチェーンが日韓双方にとって重要度を増している。歴史認識や安全保障で課題を抱えつつも、素材・部品を通じた経済の相互依存や文化・人的交流は続いており、制度改革や社会動向への相互の関心は高い。今回の皇室制度見直しも、隣国の内政・社会の変化として注目された。

今後の見通しとして、政府は施行状況と皇族数の確保の度合いを見極め、必要に応じて制度の再検討を行うとしている。長期的には30年単位での見直しも可能とされる。女性天皇・女系天皇を巡る論点は引き続き国会での議論事項であり、高市首相は立法府の意思を尊重して対応する姿勢を示した。担い手の確保と継承原則の整合をどう図るか、制度運用と並行して冷静で実証的な議論が求められる。

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